理想のスベスベ肌を手に入れることができる医療脱毛。
お肌にとって安心・安全と言われているレーザー脱毛を受けてみたい。
でも、実はムダ毛以外にもお肌にコンプレックスがあって躊躇しているという方は意外と多いようです。
たとえば、二の腕や肩や背中にぶつぶつがあって、レーザー脱毛が出来るかどうか不安という方もいらっしゃいます。
そのお肌の症状、思春期から20代の頃に発症しやすい「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」なる皮膚の疾患になります。
でも怖がらないで大丈夫です。
悩めるぶつぶつ肌でも、悪化を防ぐことはできますし、さらに脱毛もできます。
今回は、思春期から20代の頃に発症しやすい「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」の原因とケアの仕方などをお伝えします。
お肌のぶつぶつの正体「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」とは?
二の腕や肩、背中などにできたぶつぶつ、触るとざらざらするけど、痛みや痒みがあるわけじゃない、でも見た目的にちょっとコンプレックスだという方は特に若い方に多いです。
この症状を「毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)」と呼びます。
え、病気ということ? 原因は? 治療が必要なの? こんな肌は脱毛もできない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
この皮膚のぶつぶつは、若い女性の多くにみられるごくありふれた無害な皮膚症状です。
無害なら安心だけど、でもやっぱり見た目が気になるという方も。
今日はその「毛孔性苔癬」について、原因やケアの仕方などの気になることをお伝えします。
ぶつぶつの正体は? 毛孔性苔癬の原因
毛孔性苔癬は、遺伝によって発生すると考えられています。ぶつぶつの原因は、毛穴部分の角質が分厚くなることで、肌がざらざらした感じになります。
毛細血管も太く発達したり、炎症を起こすことがあるので、やや赤みがかった状態と言っていいでしょう。
そして、ケアする方法は主に二つあります。
まずは「角質の除去」です。
最も効果的な治療としては、クリニックで行う「ピーリング」という治療があります。
これは、角質を柔らかく溶かす塗り薬を肌に塗って、少し時間をおいてから洗い流すという簡単で安全な治療法です。
特に「サリチル酸マクロゴールピーリング」というピーリング剤は、角質のみを溶かすから安全性も高いし、時間も5~10分程度でちょっとピリピリする程度です。何度か繰り返すと皮膚のざらつきが改善します。
もうひとつは「保湿」することです。
これは、お家でも簡単にできるので、保湿クリームなどで肌をしっとりとした状態に保ち、角質が硬く沈着するのを防ぐことが大事です。
保湿クリームなら「ヘパリン類似物質クリーム」がおすすめです。
毛孔性苔癬は特に治療をする必要がないケースが多いですが、気になるようであればまずはこの二つを試してみるのが良いでしょう。
ぶつぶつがあっても脱毛は可能
でも、いちばん気になるのは、やはり肌にレーザーを当てる医療脱毛が可能なのかどうかというところですよね。
毛孔性苔癬は、症状がほぼ固定化して安定しているから、レーザーを照射しても問題ありません。
実際に、多くの毛孔性苔癬の方に脱毛が行われていますが、レーザーが原因で悪化するケースはまずないので状態は不変と考えて大丈夫です。
むしろ毛孔性苔癬の毛穴からも産毛が目立つケースでは、脱毛によってざらつきが改善する可能性もあります。
もし、他にもご不明点がございましたら、お気軽にクララビューティクリニックまでお問い合わせくださいね。