突然ですが、脱毛の広告なんかでよく見る「永久脱毛」という言葉について、みなさんはどう思われますか?
「永久脱毛」は、本当に永久にムダ毛が生えてこないということ?
今回は、本当の意味の「永久脱毛」についてお伝えします。
「永久脱毛」は「永久」ではない?
脱毛を考えている方に「永久脱毛はどんなものだと思う?」と聞くと、ほとんどが「一生ムダ毛が生えてこない脱毛」と答えますよね。
永久脱毛の施術をすれば、永久にムダ毛に悩まないツルツルのキレイな肌でいられるに違いないと思う方もいらっしゃると思います。
実は「永久脱毛」は「一定期間、ムダ毛の少ない状態を維持できる脱毛」のことです。
つまり
永久脱毛=永久に毛が生えてこない。という考え方は間違っているということ。
「永久脱毛さえしておけば一生キレイなスベスベボディを手に入れられると思っていたのに」
と、ガッカリ肩を落とすにはまだ早く、考え方は間違っていたけど、だからと言ってキレイなスベスベボディを諦める理由にはなりません。
まずは「永久脱毛」のしくみと効果を知っておきましょう。
「永久脱毛」は施術を重ねてスベスベ肌を目指すこと
まず基本として、医療レーザー脱毛は、毛根に直接熱エネルギーを当てて、毛を成長させる毛乳頭という組織をやっつけます。
そのへんは過去の記事 医療脱毛に通う頻度は毛周期に合わせることがポイント!
や「医療脱毛のジュールは強ければ効果が出る」は嘘?適切な数値のこと
でもご紹介していますが、つまりレーザーで毛根をやっつけると毛が生えてこなくなるので、これが「永久脱毛」というわけです。
ただ、すべての毛が常に肌から見えているわけではないし、成長が一時的に止まっている毛根もあります。
レーザーはすでに生えている成長期のムダ毛にしか反応しませんし、そもそも見えている成長期のムダ毛は、全体の毛のうちの約2割くらいです。
今見えているムダ毛が無くなったからといって、これから成長期を迎えるムダ毛はいつか生えてくるから、その成長期のタイミングを見計らいながら、次に出てきた2割ずつのムダ毛をやっつけていくのが「永久脱毛」の流れになります。
ちなみに、エステサロンなどでの脱毛は、医療レーザーのような脱毛効果の高いマシンの使用は認められていません。
エステでの「永久脱毛」は不可能なので注意が必要です。
「永久脱毛」の終わりはどんな状態?
医療脱毛の「永久脱毛」が「長い期間にわたって減毛される状態」だというのはわかったとして、それでは結局「永久脱毛」はできないけど一時的に毛が少なくなるエステ脱毛とそれほど違いがないんじゃないの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
医療脱毛には、毛周期のタイミングに合わせて5~6回程度のレーザー照射で脱毛が終わるっていうメリットがありますが、実際に「永久脱毛」の「終わり」がどんな状態なのかが非常に気になるところですよね。
脱毛完了について
エステ脱毛と医療脱毛が同じ減毛ですか?とご質問いただくと、それは断固否定させていただきます。
たとえばエステ脱毛は、機種や方法によっては脱毛したムダ毛の90%程度が復活してしまうことがあります。
一方で医療脱毛でそのようなことはまず起き得ません。
何度も説明しているように、毛を作る毛乳頭を「破壊する前提」の医療脱毛と「破壊しない前提」のエステ脱毛では、そもそも毛が復活する確率が話にならないくらいの差があります。
そこは、数値や統計を出すよりも実例の写真をご覧ください。
こちらは、6回の医療レーザー脱毛を行った方の写真です。
部位はフェイスラインとビキニライン、どちらもエステだとなかなか毛が減りにくい部位になります。
通常は、この写真のような効果がほぼ一生続くと思って大丈夫です。
ちなみにエステ脱毛だとここまでの効果を出すことは非常に困難です。
もしご不明点がございましたら、お気軽にクララビューティクリニックまでお問い合わせください。