福岡天神院の医療脱毛・美容治療|クララ美容皮膚科 那覇院

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2025年3月23日

医療脱毛のふしぎな歴史

佐藤先生:こんにちは、山田さん。今日は医療脱毛について少しお話ししましょうか。
患者さん:こんにちは、佐藤先生。医療脱毛って最近よく聞きますが、どんな歴史があるんですか?

佐藤先生:実は、脱毛自体はとても長い歴史を持つと言われています。一説によると、古代エジプトの時代(紀元前3000~4000年ごろ)には既に体毛を取り除く風習があったともいわれているんです。
患者さん:そんなに昔から脱毛が行われていたというのは驚きです。

佐藤先生:古代エジプトでは、宗教的・衛生的な理由から体毛を除去していた可能性があるとされています。当時は焼いたハスの葉や油、動物の脂肪などを混ぜて使ったなど、さまざまな方法があったという説がありますね。
患者さん:道具が限られる中で、いろいろ工夫されていたんですね。

佐藤先生:そうですね。有名なクレオパトラも、砂糖や蜂蜜を利用した脱毛法(現代でいうシュガーワックスのようなもの)を使っていたという記録が残っているとされます。
患者さん:クレオパトラも脱毛していたかもしれないんですね。ほかの国や時代ではどうだったんでしょう?

佐藤先生:古代ギリシャでは金属の刃物やピンセットのような器具が使われていたという話があります。また、古代ローマでは男性も身だしなみの一環として体毛を処理していたとも言われています。美への意識は昔から続いているんですね。
患者さん:男性も脱毛していたなんて意外です。でも、今のような医療脱毛の始まりはいつごろなんでしょうか?

佐藤先生:現代の医療脱毛の原型になったものは、19世紀後半あたりから始まったという説があります。例えば1875年にアメリカの眼科医が電気を使った脱毛法を考案したと言われており、これが医療脱毛の始まりのひとつとされています。
患者さん:電気を使うんですか?痛そうですね……。

佐藤先生:当時は痛みやリスクもかなりあったそうです。その後、1900年代初頭にはX線を使用した脱毛が試みられたともいわれますが、皮膚がんなど健康被害のリスクが大きかったため、後に使用されなくなりました。
患者さん:やはり怖いですね……。今主流のレーザー脱毛はいつ頃から始まったのですか?

佐藤先生:レーザーそのものは1960年代に登場しましたが、脱毛に実用化されるまでには少し時間がかかりました。1980年代にハーバード大学のアンダーソン博士らが「選択的光熱融解理論」を提唱し、毛根だけをターゲットにして周囲組織のダメージを軽減する技術が確立されました。
患者さん:なるほど。その理論のおかげで安全かつ効果的になったんですね。日本ではどうなんでしょう?

佐藤先生:日本では1990年代後半ごろにレーザー脱毛機が導入され、一般にも広がったとされています。そこからは技術もさらに進歩して、冷却機能やレーザーの種類などが細分化され、さまざまな肌質・毛質に対応できるようになりました。
患者さん:すごいですね。今はレーザーにも種類があるんですか?

佐藤先生:はい、代表的にはアレキサンドライトレーザー、ダイオードレーザー、YAGレーザーの3種類です。それぞれ波長が異なるので、患者さんの肌質や毛質に合わせて選んでいきます。当院では2025年に導入した新型の医療レーザー装置を使用しています。755nm(アレキサンドライト相当)、808nm(ダイオード相当)、1064nm(Nd:YAG相当)の3種類の波長を扱うことが可能で、さまざまな肌質・毛質の方に対応しやすい点が特徴です。痛みを減らす蓄熱式レーザーでもあります。

患者さん:選択肢がいろいろあるんですね。男性の脱毛も増えていると聞きますが?

佐藤先生:そうですね。最近はひげや腕、脚などを脱毛する男性も増えています。脱毛は性別問わず、「身だしなみ」の一環として受け入れられるようになっているようです。
患者さん:なるほど……長い歴史を経て、今でも進化し続けているんですね。いろいろ教えてくださって、ありがとうございます!

佐藤先生:どういたしまして。もし医療脱毛のことでわからないことや不安なことがあれば、いつでも気軽にご相談くださいね。

クララ美容皮膚科福岡天神院院長 佐藤翔生