Information
2025年3月24日
佐藤先生: こんにちは。今日はどのようなご相談でしょうか?
患者さん: 先生、医療脱毛を受けたいと思っているのですが、顔にニキビがあるので大丈夫かどうか心配なんです。
佐藤先生: なるほど、ご心配ですよね。基本的にはニキビがあっても医療脱毛を受けることは可能です。ただし、ニキビの種類や状態によって施術の対応が変わってきますので、詳しくお話ししましょう。
患者さん: ニキビの種類によって違うんですね?
佐藤先生: そうなんです。大きく分けると、炎症を起こしていない白ニキビ・黒ニキビと、赤く腫れたり膿が溜まったりしている炎症性のニキビがあります。
患者さん: 私は両方あるのですが、どう違うのですか?
佐藤先生: 炎症を起こしていない軽度のニキビであれば、通常は脱毛施術が可能です。しかし、赤みや腫れが強い部位、膿があるような炎症性のニキビがある部分は、レーザーの熱で状態が悪化するリスクがあります。そのため、そうした部分を避けて照射する、あるいは炎症が落ち着くまで施術を延期するといった対応を取ることがあります。また、赤みの強いニキビ跡がある場合も、施術時に照射を控えることがあります。
患者さん: 炎症性のニキビがあると脱毛できないわけではないんですね。少し安心しました。
佐藤先生: はい、まったくできないわけではなく、医療機関で状態を見ながら施術を調整することが多いですね。
患者さん: 脱毛がニキビにいい影響を与えることもあるのでしょうか?
佐藤先生: 毛がなくなることで毛穴に皮脂や汚れがたまりにくくなり、新しいニキビができにくくなる場合があります。また、自己処理でのカミソリ負けや刺激が軽減される点もメリットといえます。特に、埋没毛によって毛穴が詰まりやすい方は、その影響によるニキビが減少する可能性があります。
患者さん: なるほど。今ニキビの薬を使っているのですが、その点はどうでしょうか?
佐藤先生: ニキビ治療薬と医療脱毛の兼ね合いは大切です。イソトレチノイン(内服薬)を服用中、あるいは服用終了後6か月ほどは、皮膚が非常に敏感になっていることが多いので、脱毛を避けるか慎重に検討します。また、トレチノインなどの外用薬は皮膚を薄くする作用があるため、施術前後1〜2週間は使用を控えていただくようお願いする場合があります。
患者さん: わかりました。脱毛を受ける前に気をつけることはありますか?
佐藤先生: 施術前には必ず、ニキビの状態や使用している薬について正直に医師や看護師に伝えてください。前日からスクラブなどで強くこすったり、日焼けをしたりするのは避けましょう。施術後は肌がデリケートな状態になりやすいので、保湿をしっかり行い、刺激が強い化粧品は控えるようにすることをおすすめします。
患者さん: よくわかりました。ありがとうございます。
佐藤先生: どういたしまして。当院ではハイブリッド型蓄熱式の脱毛機を使用しており、ニキビのある肌にも比較的優しい方法とされています。施術前に必ず皮膚の状態を確認しますので、何か気になることがあれば遠慮なくご相談ください。
クララ美容皮膚科福岡天神院院長 佐藤翔生