福岡天神院の医療脱毛・美容治療|クララ美容皮膚科 那覇院

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2025年6月1日

医療レーザー脱毛とほくろについて

患者さん: 佐藤先生、医療レーザー脱毛を考えているのですが、脱毛したい部分にほくろがあるんです。毛根に直接レーザーを当てて高い脱毛効果を得られるということですが、黒い色に反応するレーザーがほくろにも当たってしまうのが心配で…

佐藤先生: そのご心配はよく伺いますね。確かに医療レーザーは黒い色に反応するようにできているので、肌に負担なくムダ毛だけをやっつけられる仕組みなんですが、ほくろについても気になりますよね。結論から申し上げると、医療脱毛とホクロとの関係について3つのポイントがあります。

患者さん: どのようなポイントでしょうか?

佐藤先生: まず1つ目は、最新の蓄熱式医療脱毛なら、照射しても「やけどするリスク」はとても少ないということです。2つ目は、医療脱毛で「ホクロが増える」ということはないこと。3つ目は、医療脱毛で「ホクロが消える」ということもない(色が薄くなることはある)ということです。

患者さん: そうなんですね!実は、ほくろにレーザーを当てるとやけどしてしまうと聞いたことがあるのですが…

佐藤先生: そのウワサについてもよく質問をいただきますが、特に最新の『3波長同時照射の蓄熱式×熱破壊式ハイブリッド型レーザー』でしたら、やけどのリスクはとても少なくなりました。色黒の方でも、日焼けをしている方でも施術可能ですし、ホクロも膨らみのない普通のホクロでしたら避けずに施術してOKなんです。

患者さん: 膨らみのないほくろなら大丈夫ということですね。膨らみのあるほくろの場合はどうでしょうか?

佐藤先生: 膨らみのあるイボのような大きなホクロなどは、敢えて当てずに避けて施術する方が良いと思います。その場合は丁寧に避けるか、テープなどで保護をして対応いたします。レーザーは黒いものに反応しますが、5〜6mmくらいの平らなほくろであればまったく問題はありません。

患者さん: 安心しました。それから、レーザー脱毛をするとほくろが増えるという話も聞いたことがあるのですが…

佐藤先生: それも間違いなので大丈夫ですよ。レーザーのエネルギーでホクロが増える、ということもあり得ないと考えます。例えばちょうどホルモンバランスが乱れるなどで、お肌の色素細胞や母斑細胞が活性化してメラニンが増え、新たなホクロができる、というのはあり得ると思いますが、脱毛中にちょうど生活習慣の変化があることでホクロが増えるということはあっても、レーザー脱毛自体がほくろを増やすということはありません。

患者さん: 逆に、レーザー脱毛でほくろが消えることもあるのでしょうか?

佐藤先生: 医療脱毛レーザーのエネルギーは基本的にメラニン(黒いもの)に反応しますので、ホクロにもある程度反応する可能性はあります。ただ、多くの場合はホクロに蓄熱式ダイオードレーザーを照射しても、ホクロにあまり変化は起きません。場合によってはホクロが薄くなる場合はありますが、もともとシミのように薄いホクロが、レーザーでさらに薄くなる感じですね。

患者さん: では、ほくろが完全になくなることはないということですね?

佐藤先生: はい、ホクロが無くなる、ということはあまり起きません。つまり、医療脱毛でホクロは変わらないか、ちょっと薄くなる、と考えていただいて大丈夫です。でも基本的には変化しないと思っていてください。

患者さん: 医療脱毛は安全な施術だと理解できました。他に注意すべきことはありますか?

佐藤先生: 医療レーザー脱毛は確立された安全な施術ですので、基本的にはご心配いただく必要はありません。ただし、個人差もありますので、何かご不安な点があれば遠慮なくご相談くださいね。

患者さん: ほくろから毛が生えている場合はどうなりますか?

佐藤先生: 大きいほくろや色の濃いほくろ、特に膨らみのあるほくろから生えている毛は、そのままではレーザーを照射できません。どうしても脱毛をしたい場合は、皮膚科や形成外科などでほくろを除去してから医療脱毛を行う方法や、ニードル脱毛という選択肢があります。

患者さん: ニードル脱毛はこちらのクリニックでも受けられますか?

佐藤先生: 申し訳ございませんが、当クリニックではニードルによる施術は行っていないんです。ニードル脱毛は電気針脱毛とも呼ばれ、毛穴に針を挿入して電流を流し毛根を破壊する方法で、メラニン色素に関係なく施術できますが、脱毛時の痛みが非常に強いという特徴もあります。

患者さん: もしほくろにレーザーが当たってしまった場合、どのような影響があるのでしょうか?

佐藤先生: 蓄熱式の場合は特に問題は少ないのですが、稀にほくろの色が一時的に濃くなったり赤くなったりすることがあります。施術後にきちんと冷却すれば、しばらくすると元の色に戻ることがほとんどです。また、膨らみのあるほくろにレーザーが当たった場合は、一時的に腫れたり突起したりすることもありますが、これも適切な冷却で症状がおさまることが多いです。

患者さん: もし何か症状が出た場合はどうすれば良いでしょうか?

佐藤先生: 当クリニックでは、膨らみのあるほくろは避けるかシールで保護して施術を行いますが、もし施術後に何か気になる症状があった場合は、すぐに施術を受けたクリニックにご連絡ください。医師の診察や塗り薬の処方などのアフターケアを行います。腫れや突起がある場合は、むやみに触らないよう注意してくださいね。

患者さん: 結論として、ほくろがあっても医療脱毛は受けられるということですね?

佐藤先生: はい、そうです。以上のことを踏まえると、ホクロがある方でも特にご心配なさらずに、医療脱毛を受けて頂いて大丈夫であるということがお分かりいただけるかと思います。特に最新の『3波長同時照射の蓄熱式×熱破壊式ハイブリッド型レーザー』でしたら、より安全に施術を受けていただけます。

患者さん: やはり一度相談してから決めたいと思います。

佐藤先生: それが一番ですね。脱毛したい箇所にほくろがある場合や、ほくろから生えている毛を脱毛したいなど、ご不安があれば、当クリニックの無料カウンセリングでぜひご相談ください。カウンセリングでは、ほくろの状態・その他の肌状態・体質・体調などを含めて医師が診察をして、脱毛可能かどうかを判断いたします。

患者さん: 無料で相談できるのは助かります。

佐藤先生: ご不安な点や、わからない点があれば、お気軽に当クリニックまでお問い合わせください。一人ひとりの状況に合わせて、最適な脱毛プランをご提案させていただきます。医療脱毛についての理解が深まるような情報をお伝えできるよう努めております。

患者さん: ありがとうございました。ほくろに関するウワサに惑わされずに済みそうです!

佐藤先生: どういたしまして。ほくろがあっても諦める必要はありませんし、正しい情報を知っていただくことが大切ですね。ぜひお気軽にご相談くださいませ。

クララ美容皮膚科福岡天神院院長 佐藤翔生


経歴

  • 2018年 大分大学医学部 卒業
  • 2018年 福岡和白病院 研修
  • 2020年 大手美容クリニック 入職
  • 2022年 大手美容クリニック 鹿児島院 院長
  • 2025年 クララ美容皮膚科 福岡天神院 院長

資格・所属学会

  • 医師免許
  • 日本美容外科学会会員