施術例のご紹介

みなさんこんにちは。今日は、ピコスポット治療後に一時的に白斑が生じた患者さんの経過についてお話しします。

（参照：クララグループの症例）

こちらの写真は、頬のシミにピコスポット治療を受けられた患者さんの経過を時系列で示しています。

 

• 上段：「Before」治療前の状態。頬にシミや色素沈着が見られます。
• 中段：「9日目」の状態。治療した部分に白っぽい斑点（白斑）が現れています。
• 下段：「1ヶ月後」の状態。白斑が徐々に目立たなくなり、全体的な肌色も均一になってきています。

 

ピコスポットなどのレーザー治療後に白斑が生じることがあります。これは、レーザーが色素細胞に作用した結果、一時的に色素が減少してしまう現象です。「白くなってしまったけど、このままなの？」と不安になられる方もいらっしゃいますよね。その気持ち、とてもよく理解できます。

しかし、この患者さんの写真が示すように、多くの場合は時間とともに白斑は徐々に目立たなくなっていきます。1ヶ月後の写真では、白斑の部分が周囲の肌色に馴染んできているのがわかります。同時に、治療前と比べるとシミも薄くなっています。

 

白斑の回復には個人差がありますが、一般的に以下のような経過をたどります：

1. 治療後数日～数週間：白斑が目立ちます
2. 1～3ヶ月：徐々に周囲の肌色に馴染んでいきます
3. 3～6ヶ月：多くの場合、ほぼ目立たなくなります

 

「思ったのと違う…」と感じられる方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞご安心ください。私たちクリニックでは、治療後の経過をしっかりと観察し、必要に応じて適切なアフターケアをご提案しています。

 

この間のケアとして大切なのは：

1. 時間：多くの場合、自然と薄くなっていきます
2. 日焼け対策：紫外線を避けることで回復を早めます
3. スキンケア：しっかり保湿し摩擦などの刺激に注意します。

 

どんな小さな変化でも気になることがあれば、いつでもクリニックにご相談ください。「こんなことで相談してもいいのかな」と思わずに、遠慮なくお話しください。私たちは患者さんの不安に寄り添い、最後まで責任を持ってサポートいたします。

“クララは綺麗になるまで、治療を諦めません”。

クララ美容皮膚科福岡天神院院長　佐藤翔生