古家院長の脱毛解説
帯広の医療脱毛なら【クララ美容皮膚科 帯広院】、院長の古家です。
今回の記事では毛嚢炎について解説します。聞きなれない言葉かもしれませんが、みなさん見たことはあるんじゃないかな、と思います。
毛嚢炎とは、皮膚のバリア機能が失われた場所の細菌感染が原因で生じます。見た目は皮膚が盛り上がり、赤みを伴うことが多いです。毛の自己処理や不衛生な環境によって引き起こされます。
脱毛後にも生じやすいのですが、清潔にしていれば基本的に自然治癒します。しかし、症状が長引いたり、悪化したりする場合もあります。
今回は、毛嚢炎の原因や予防対策などについて記載しますので、ぜひ参考にしてみてください。
〇脱毛後に毛嚢炎が生じやすい部位
ヒゲ、ワキ、VIO、足など。毛が太めのところで生じやすいです。
〇毛嚢炎の原因
・肌が不衛生
毛嚢炎の原因となる細菌(黄色ブドウ球菌や表皮ブドウ球菌)は、不衛生な環境で繁殖しやすいです。衣服以外にもタオル、寝具など注意が必要です。
・肌のバリア機能が低下
肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎の原因菌が毛穴に入りやすくなってしまいます。毛の自己処理後や脱毛後はバリア機能が低下するのですが、こすったり、日焼けすると機能が低下した状態が長く続きます。
〇毛嚢炎の対処法
毛嚢炎になってしまっても、肌を清潔に保っていれば自然に治ることがほとんどです。
しかし、痛みやかゆみが強い場合、広範囲に炎症が広がっている場合は早めに受診したほうが良いです。
外用薬のほか、抗生剤の内服なども治療方法として挙げられます。
乾燥・紫外線・脱毛の照射などによって肌のバリア機能が低下していると、毛嚢炎になりやすくなってしまいます。保湿ケアやUVケアをしっかりと行い、外部の刺激に気を付けましょう。
☆最後に
カミソリなどの自己処理で毛嚢炎が生じている方の場合、医療脱毛も毛嚢炎の予防対策として有効です。毛を減らすことで、自己処理をしなくても済むようになるからです。
医療脱毛を検討してみるのはいかがでしょうか?
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