仲田院長の脱毛解説
沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。
今回は、「医療脱毛のリスク」とは何なのか?
医療脱毛をお考えでしたらご安心頂けますように、詳しく解説していきたいと思います。
ひと昔前に比べて、現在の最新の医療脱毛(蓄熱式)ですと、脱毛施術後の肌トラブルもだいぶ少なくはなってきております。
実際の医療脱毛によって起こりうる症状は、
①施術直後の肌の赤み・ヒリヒリ感
②毛嚢炎(ニキビのような症状)
③やけど
④硬毛化(増毛化)
がポイントとなります。
それぞれを詳しくご説明していきますね。
①施術直後の肌の赤み・ヒリヒリ感
医療脱毛の直後は、レーザーのエネルギーによって、火照(ほて)ったような赤みとともに、多少のヒリヒリ感が出ることは多いです。
ある意味ではレーザー治療は毛根にピンポイントの「やけど」を起こすような原理ですので、そのような症状は通常の経過でもあります。
多くの場合は、当日~数日間程度でそのような症状は無くなる(消失)のでご安心ください。
施術中は専用のリキッドでお肌を守りますが、そのことによってもだいぶ症状を緩和することができます。
ひと昔前までは、施術後(熱破壊式)は強めのステロイド剤を塗ることも多かったのですが、最近(蓄熱式)ではリキッドによるお肌の保護のみでも充分なほどです。
②毛嚢炎(ニキビのような症状)
※毛嚢炎の参考画像
レーザー脱毛によって、毛根へは最小限の刺激といえども炎症が起きます。
その結果、皮膚常在菌などとの兼ね合いで一時的にニキビっぽくなるのが「毛嚢炎」です。
毛嚢炎はニキビのような症状ではありますが、体質や生活習慣によって起こる頑固な「ニキビ」とは違い、レーザーの刺激によって一時的に出ているだけの「毛嚢炎」は特にご心配なさらずにお過ごし頂いて大丈夫です。
通常は何もせずとも改善していくのですが、赤みやかゆみが続くなど、症状が持続して気になる場合には必要なお薬の処方なども可能です。
③やけど
※局所的なやけどの参考画像
蓄熱式医療脱毛はとても安全な治療であるため、以前と比べて大きなやけどを残す可能性はとても少なくなりました。
しかしながら、その方の体調や肌質、施術状況によっては部分的に症状が出る場合もあります。
その際は必要なお薬の処方などを行い、適切に対処していきます。
医療脱毛のせいで永久的なやけど跡が残るというのはまずないです。
赤みや色素沈着なども、起きたとしても適切な処方で早く消退するように対処致しますのでご安心ください。
④硬毛化(増毛化)
原因が解明されていない症状ではありますが、医療脱毛を行うことでかえって一部分の毛が増える、濃くなることがまれに見られます。
根拠が確かではない話ではありますが、硬毛化の頻度は「アレキサンドライトレーザー」に多い印象があります。
クララ那覇院が現在使用している「ダイオードレーザー(蓄熱式3波長)」では、その頻度はごくごく少数となりました。
症状が出た際には根気よく照射の回数を重ねる・出力を工夫するなど、対処方法を検討していきます。
どうしてもその場合は、通常よりも多くの時間と費用がかかることをご了承いただければと思います。
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いかがでしょうか。
最新の医療脱毛において、起こりうるリスクはとても最小限のものとなりましたので、ぜひ安心して施術をご検討いただけますと幸いでございます。
今後も医療脱毛に関する情報をどんどん発信していけますよう、日々努力してまいります。
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