仲田院長の脱毛解説
沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。
今回は「医療脱毛」と「お酒」の関係を、医学的にお伝えしてみたいと思います。
~患者様からのご質問~
「先生、脱毛を受けた今日はお酒を飲んで大丈夫ですか?」
「やっぱり、何かしら医療を受けたらお酒って飲んじゃまずいですよね?」
「もし今日お酒を飲んだら、どんな悪いことがありますか?」
クララ那覇院でも、患者様とよくこのようなお話をするので、詳しく考えてみますね。
「先生、脱毛を受けた今日はお酒を飲んで大丈夫ですか?」
僕の考えとしては、
「飲んだら絶対にダメというほどではないですが、注意した方が良いです」
とお答えしております。
「やっぱり、何かしら医療を受けたらお酒って飲んじゃまずいですよね?」
むしろいち医師としては、何かしら医療を受けたその日にお酒をすすめるのは医者失格だとは考えております。
お酒が、何かしら医療を受けてデリケートになっている身体に良くはなさそうなのは、多くの方がそう感じるかと思います。
「もし今日お酒を飲んだら、どんな悪いことがありますか?」
実際に医療脱毛後の当日に、お酒を飲んだ影響として考えられるのは、
・お肌の赤みやヒリヒリ感(かゆみなども)が増す。
・お肌のデリケートな状態がより長く続いてしまう。
などでしょう。
やはり、飲み会に行くことが少なくとも身体の免疫力を高めたり、お肌を強くしたりということはちょっと考えにくいので。
当日は避けた方が良さそうです。
また、
・飲酒によって、医療脱毛の効果が下がるということはない。
とは考えております。
医療脱毛によってダメージが加わった毛母細胞(幹細胞)が、お酒で復活する、ということも無さそうですので。
以上を踏まえて、
「お酒を飲んだら絶対にダメ!というほどではないけど、お肌をいたわりましょうね」
というのが僕の見解です。
全然関係のない雑談ですが。僕自身は3回糸リフトを受けたことがあります。
3回目の時は、慣れていることもあり、糸リフトが終わってそのまま飲みに行ってしまいました。
糸を下から上に入れるやり方でしたが、お酒を飲み始めると糸を入れた入り口から血がしたたってきました。
お酒を飲むことで、再出血してしまったのです。お酒によって閉じてた傷が開くことがあると、身にしみて実感した次第です。
もちろん、医療脱毛は身体にとっても優しく、血管を傷つけたりは全くない治療なので影響はもっと少ないかもしれませんが。
皆さん、美容医療を受ける際はぜひ気をつけましょうね!
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いかがでしたでしょうか。
僕もお酒好きで、飲み会なども大好きで頻繁に出歩いたりしますが。
美容医療を受ける際は、スケジュール調整をするなど、ぜひ計画的にご検討頂ければ幸いでございます。
今後も医療脱毛にまつわる知識をどんどん発信していきますね。
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