仲田院長の脱毛解説
「ブツブツ」があるけど脱毛できるのかな?
沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。
-2022年8月10日更新(2022年7月29日初投稿)-
今回は、医療脱毛へいらっしゃる方が特にご心配される「ぶつぶつ」について詳しく解説していきたいと思います。
ここで「ぶつぶつ」と患者様がおっしゃる症状は、主に2つです。
①毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
②ニキビ、ニキビ跡
それぞれご説明致しますね。
①毛孔性苔癬(もうこうせいたいせん)
写真のように、プツプツと存在するのが「毛孔性苔癬」です。
毛孔性苔癬は、遺伝的、体質的に毛穴の角質が厚くなっており、お肌の表面にプツプツと見えてしまい、お肌がザラザラした感じになります。思春期から20代頃にかけて出やすい症状です。
毛細血管が発達したり、炎症が伴ったりもあり、少し赤みがかって見えることもあります。
毛孔性苔癬自体は、身体にまったく無害な症状です。放っておいても問題ないものです。
若い頃は症状が強くても、ご年齢を重ねると次第に改善する場合も多いです。
では、「毛孔性苔癬」は医療脱毛にどのような影響があるでしょうか?
まとめますと、
・医療脱毛の脱毛効果に影響はなし。
・医療脱毛による毛孔性苔癬の悪化リスクはなし。
・医療脱毛によって毛孔性苔癬によるお肌のざらつきが改善する可能性あり。
です。
なので、毛孔性苔癬がある方でも、特にご心配なく施術を受けて頂ければと思います。
また、毛孔性苔癬には、ケミカルピーリングにて改善を期待できます。
ケミカルピーリングは角質を除去したり、お肌のターンオーバーを促す治療です。
毛孔性苔癬も角質の厚みが原因なので、ケミカルピーリングが有効です。
また、保湿も大切です。角質が固く沈着することを防ぐために、医療用でしたら「ヘパリン類似物質クリームやローション」がおすすめです。
②ニキビ、ニキビ跡
こちらはいわゆる「ニキビ」ですね。
炎症が真っ最中の赤ニキビ、炎症がおさまりかけたニキビ跡(赤み)、炎症がおさまって色味だけ残ったニキビ跡(色素沈着)など、この写真の方は混在しておりますね。
では、「ニキビ」は医療脱毛にどのような影響があるのでしょうか?
まとめますと、
・医療脱毛の脱毛効果に影響はなし。
・医療脱毛によるニキビの悪化リスクは、ひどい炎症ニキビでなければほとんど心配なし。
・医療脱毛によってニキビの改善の可能性あり。
です。
医療脱毛でニキビの改善が期待できるのは、皮脂腺をやっつける効果や、毛が無くなることでお肌が蒸れにくく、清潔に保ちやすくなるためですね。
ただ、ニキビのあるなしに関わらず、「毛嚢炎」といってニキビに似た副作用が出ることがあります。
その場合には必要なお薬の処方も無料で可能ですので、様子を見てて気になる際はぜひお申し付けください。
また、ニキビもケミカルピーリングによって改善が期待できます。
詰まっている毛穴(コメド)をすっきりさせる、いわばニキビをはがす効果がピーリングにはあります。
クララ美容皮膚科那覇院では、ケミカルピーリング(サリチル酸30%)の取り扱いも始まりました(2022年7月20日以降)。
~ケミカルピーリング(サリチル酸)の施術費用~
◎お顔(全顔):1回3,980円(税込4,378円)
◎二の腕(両側): 1回9,800円(税抜)
◎背中(全体):1回9,800円(税抜)
〇他の部位:二の腕の面積を基準に1回9,800円(税抜)
※毛孔性苔癬やニキビ跡の症状がある方限定で、医療脱毛ご契約時に1回無料サービスにてご案内致します。ぜひご相談くださいね。
~ケミカルピーリング(サリチル酸)の詳細情報~
・洗顔、メイク、シャワーなどは当日より可能です。
・刺激によるお肌のヒリヒリ感、赤み、皮むけなどのリスクがあります。
・次の施術を希望される方は、2週間以上空けてから可能です。
・個人差もありますが、3~5回程度連続で治療を繰り返すのもおすすめです。
・施術前後のUVケアにはお気を付けください。
・アスピリン喘息、アスピリンアレルギーの方は、施術をご遠慮ください。アトピーや喘息をお持ちの方はご相談ください。
いかがでしょうか。
ぶつぶつのお肌トラブルを改善していくためにも医療脱毛はぜひおすすめできますし、合わせてケミカルピーリングなどのお肌ケアもぜひお考えくださいね。
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