仲田院長の脱毛解説

沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。

 

今回は、医療脱毛をすることによる副作用とは何かについて、解説していきたいと思います。

 

実はこのテーマ、どうしても【リスク】の記事とかぶってしまうのですが。

医療脱毛はどんなリスクがあるの? | クララ美容皮膚科那覇院 (clarabeautyclinic.jp)

 

今回の記事では、特に【硬毛化(増毛化)】について掘り下げていきたいと思います。

それ以外の「リスク」については、他の記事に譲ります。

 

医療脱毛自体はとても安心・安全で確かな効果のある技術です。

エビデンスが収集しづらい美容医療の中でも、確立された治療技術である医療脱毛ですが。

唯一、原因不明で対処方法が確立されていない副作用が硬毛化(増毛化)です。

 

◎硬毛化・増毛化

医療脱毛のリスクの項目でもお話しましたが、医療脱毛レーザーによって一時的に起こりやすい症状としては、

・施術直後の肌の赤み・ヒリヒリ感

・毛嚢炎(ニキビのような症状)

・やけど

などがあります。

 

いずれも症状が出たとしても、特に何もせずともすぐに引いていく症状です。

もちろんクララ那覇院は医療機関ですので、症状が続いたり、経過が心配な場合にはお薬の処方を行って手厚く対処をしていきます。

 

それらも「副作用」と呼んでもよいとは思いますが、一時的なものですぐに対処ができ、特に心配なく過ごして大丈夫なのです。

 

それに対して、【硬毛化(増毛化)】に関しては、少し苦労してしまいます。

 

美容医療に関する専門的な文献などでも、いま現在はまだ【原因不明】とされています。

確かな見解が無い中ではありますが、クララ美容皮膚科グループの症例経験なども踏まえてお伝えします。

 

クララ美容皮膚科グループは創業5周年ですが、今までに1万人以上の全身脱毛症例があります。

その中で、明らかな硬毛化を起こして苦労した症例が9人報告されています。

 

そういった意味では、最新の蓄熱式3波長の医療脱毛において、硬毛化(増毛化)を起こす可能性は【約1000分の1】と考えてもよいかもしれません。

 

実際に硬毛化が起きた際の対処ですが、

①追加の施術を行わずに1~2年様子を見る。

②出力やショット数や施術期間など、当て方を工夫して回数を重ねる。

といった方針で、試行錯誤が行われておりました。

 

その中で、現在の美容医療界の見解として主流になりつつあるのが、

①追加の施術を行わずに1~2年様子を見る。

の方です。

 

いざ、当て方をどう工夫しようとも改善が乏しい硬毛化が出現したとしても、1~2年程様子を見ていると、もともとの毛質に戻っていくことが多いのです。

もともとの毛質に戻った後に、また医療脱毛を再開するとしたら、②のようにさらなる工夫を持って行います。

どう回数を重ねても良くならない場合には、一度休んで、お肌のもともとの状態に戻ろうとする力に期待してみるということですね。

 

しかしながら、ヒトの気持ちとして、一度硬毛化の症状が出てしまうと辛いですし、対処をしないことがとてももどかしくもなります。

一旦は、

②出力やショット数や施術期間など、当て方を工夫して回数を重ねる。

の方針で、通常よりも多くの回数をかけて、通院するのももちろんアリだと思います。

 

ちなみに硬毛化は、今まではアレキサンドライトレーザー(755nm)という医療レーザーや、エステサロンさんでの光脱毛にて事例がより多かった印象があります。

確かな統計はありませんが、割合も1000分の1よりはもっと高いのが現状ではないかと思います。

 

僕の憶測であり、正確な用語でもありませんが、そこには【毛の筋トレ】となってしまっている可能性があるのではないかとお伝えします。

755nmのような比較的産毛に強いような短い波長ですと、通常の毛(808nmがより適している)や、濃く深い毛(1064nmがより適している)にはやや不十分です。

不十分なエネルギーによって、産毛は死んでも、通常の毛や、濃く深い毛が死なないとしたら。

一度傷ついたけど死ななかった毛穴の幹細胞が、より毛質を強くして生えてきたのが、【硬毛化(増毛化)】した毛である、という見解も実際にあるのです。

 

エステサロンでも硬毛化は多く事例があると聞きますが、やはり出力の弱い光脱毛施術によって、同様に【毛の筋トレ】になっちゃっているのではないでしょうか。

 

クララ那覇院が「蓄熱式3波長レーザー」を使っていることのメリットは、毛の筋トレを最も防げる手段ではないか、と考えられることです。

 

755nm,808nm,1064nmの3つのエネルギーを同時に加えることで、産毛も普通の毛も、濃く深い毛も復活を許さず一網打尽にしようという最新のシステムです。

旧来の機械では755nmのみですとか、1064nmも搭載しているけど同時照射はできないというタイプの機械も多かった中で、3波長システムは現行の最先端であると言えます。

 

クララ美容皮膚科グループでも、もちろんまだまだ硬毛化(増毛化)の研究は不十分ですので。

 

今後たくさんの皆様のご来院により研究を重ねて、ご報告していこうと思います。

 

いかがでしょうか。

 

今回は難しいテーマである【硬毛化(増毛化)】をメインに取り扱いました。

 

むしろそれ以外には、医療脱毛を受けるのに心配な【副作用】は特にないと言っても過言がないところです。

 

副作用についてもご安心された上で、ぜひクララ那覇院の医療脱毛へお越しくださいね。

 

仲田院長の脱毛解説 | クララ美容皮膚科那覇院 (clarabeautyclinic.jp)

 

 

未成年の方は保護者の同意書が必要になります。
下記リンクから書類をご印刷ご記入しお持ちください。


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