仲田院長の脱毛解説

-2022年8月10日更新(2022年7月25日初投稿)-

院長の仲田です。

 

今回は医療脱毛についての解説です。

 

カウンセリングにいらっしゃる患者様ともよく話題に上がるのが、

 

「永久脱毛の永久って本当なの?」

 

というテーマです。

 

果たして医療脱毛は、本当に【永久】なのか、考えていこうと思います。

 

まずは、先にエステサロンさんの「光脱毛」について考えていきます。

医療レーザー脱毛が日本へ上陸したのは、1997年です。アレキサンドライトレーザーを用いた医療レーザー脱毛が真っ先に普及しました。

 

そのちょうど同時期に、エステサロンさんの光脱毛も普及しました。レーザー脱毛器よりも光脱毛器の方が安価です。

より手頃で気軽な脱毛方法として、むしろエステサロンさんの方が主流となったと言っても過言ではないでしょう。

 

それでは、その後エステサロンさんの脱毛の長期成績はどうなのでしょうか?

当院へお越しいただく患者様がたびたびおっしゃる声が、

「3年前まで20回手足脱毛に通ってましたが、また生えてきました。」

「薄くはなったけど、しばらくしたらまた生えてきます」

「手足は薄くなったけど、ヒゲやVIOなどはあまり減っていないです。」

などです。

 

どうして3~5年経ったら、脱毛していたはずの毛がまた生えてくるのでしょうか?

それは光脱毛でダメージを受けた毛根が、【死滅】せず【休止】してしまっただけ、という可能性があります。

一旦は毛を生やす力が無くなった毛根も、幹細胞が死なずに生きていると、ゆっくりと再生し、また生えてきてしまうのです。

もちろん、いくらかの毛根は「永久脱毛」となっているからか、薄いままでずっと保たれている、というエステサロン脱毛経験者も大勢います。

 

脱毛をしても、もし5年経って生えてくるのでしたら、それは「永久脱毛」とは言えませんよね。

 

では、医療脱毛はどうなのでしょうか?

 

もしも「永久」という言葉が、「死ぬまで」ですとか、「100歳まで」という意味でしたら、医療レーザー脱毛の歴史がまだ20数年しかないので、「永久」とは言いづらいところです。

 

少なくとも10年、20年生えてこないという方は、僕は医師としてたくさん目にしてきました。

クララグループ設立5周年の中でも、またすぐに毛が元に戻った、という方は目にしません。

 

きちんと「毛包の幹細胞を死滅させる」ことができる医療レーザー脱毛でしたら、根拠を持って「永久脱毛」ができると考えて良いでしょう。

 

※「永久減毛」という言葉がより正確で医学的ではありますが、「永久脱毛」という言葉を僕自身は好んでいますので、同じ意味として捉えて頂ければ幸いです。

 

また、光脱毛では特にヒゲやVIOなどの「深い毛」は苦手とすることが多いです。一見減ったとしてもすぐ生えやすいのが特に深く太い毛ですが、幹細胞が【死滅】ではなく【休止】になっていることがより多いからでしょう。

当院の蓄熱式3波長レーザーでしたら、産毛から太い毛までしっかりカバーする最新システムです。

 

どうしてもエステサロンさんで脱毛が完了できなかった方も、全く脱毛が初めての方も、ぜひクララ美容皮膚科那覇院をお選びいただければ幸いです。

 

今後も医療脱毛に関するお役立ち情報を日々発信できればと思います。

 

以前の投稿記事(下記)もぜひご覧くださいね。

 

仲田院長の脱毛解説 | クララ美容皮膚科那覇院 (clarabeautyclinic.jp)

未成年の方は保護者の同意書が必要になります。
下記リンクから書類をご印刷ご記入しお持ちください。


仲田院長の脱毛解説一覧