仲田院長の脱毛解説

~2022年8月18日更新(2022年7月21日初投稿)~

 

沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。

今回は医療脱毛の「出力(ジュール数)」について解説していきたいと思います。

 

 

患者様と最初のカウンセリング時によく話題に上がるのは、

 

①「何回で医療脱毛は終わりますか?」

②「痛ければ痛いほど効きますよね?」

③「蓄熱式は熱破壊式よりも痛くないから効きは弱いですか?」

 

などです。それぞれしっかり解説していきますね。

 

①「何回で医療脱毛は終わりますか?」

クララ美容皮膚科那覇院では、キャンペーンにもよりますが4~6回コースにてご提案することが多いです。

5~6回で約80%ほど脱毛が完了した、と感じる方が実際に多いです。

※個人差はやはりあります。

 

とはいえ、「5~6回って聞いていたし、ちゃんとそれで終わりたい!」と思いますよね。僕もぜひそうでありたいと思います!

 

【80%】という感覚は僕なりには、

「時々ちらほら生えてくるのは見かけるけど、普段の自己処理(シェービング)は全然しなくなった、もしくはとても楽になった」

という状態だと伝えております。

 

実際の患者様に、

「先生、5回でだいぶすっきりしたけど、この肘のちょっと生えてる(数本の)毛はあと何回やったら良いですか?」

と質問を受けると、

「もしかしたらそのちょっとのためにまた4~5回かかるかもしれません」

と答えることがあります。

 

そこには「減毛率」という考え方があります。

例えば毎回20%ほど毛が抜けていくとします。

もし、100本あった毛が20本に減っているとします。その後、20%ずつ脱毛ができたとして、

 

20本の20%で4本減る→まだ16本残る。

16本の20%で3.2本減る→まだ12.8本残る。

12.8本の20%で2.56本減る→まだ10.24本残る。

10.24本の20%で2.048本減る→まだ8.192本残る。

8.192本の20%で1.6384本減る→まだ6.5536本残る。

 

「あれ、だんだんコスパが悪くなってる??」

そうなのですよ。

1本たりとも生えてこない100%を目指すと、効率が悪くなってきます。

もちろん個人差もあるので、毎回ごとの効果も、15%に感じる方もいれば、30%に感じる方もいます。

いずれにせよ最初は高い効果を感じていても、終盤はどうしても毎回の効果は弱く感じがちなのです。

 

なので、脱毛は5~6回コースのクリニックさんが多いのもそうですが、実は「5~6回くらいがまずコスパが良い」というのがポイントなのです。

 

②「痛ければ痛いほど効きますよね?」

①で減毛率のお話もしたので、それをご理解されてくださった方は、「なら1回ごとの効果を最大にしたい!」と思いますよね?

僕もぜひそうしたいと日々思います。

 

ここで大切なワード(医療用語)が、「痛みスケール」です。

病院で痛みを評価する時に、「想像できる最大の痛みが【10】だとしたら、今の痛みはどのくらいですか?」という聞き方をします。

 

結論的には、最新の蓄熱式脱毛システムでしたら【3】くらいの我慢で充分です。

毎回の痛みが5とか6とかそれ以上だとすると、そもそも通うのも大変ですし。

実際に5~6の痛みを我慢された方の効果と、3以下の痛みで施術された方の効果に大した差がないと僕は感じます。

なぜなら「蓄熱式」の原理自体が旧来の「熱破壊式」の痛みを克服するものでありますし、ちゃんと深く強く届く波長も含めた「レーザーの効果」は、痛みが少なくても毛をやっつけてくれます。

 

なので、痛みスケールが【3】くらいの【出力(ジュール数)】にするのが、おすすめできる一つのポイントです。

 

脱毛は、毛が濃い最初ほど反応がより強いので、あえて出力をめいっぱいにする必要はないです(ただただ辛いだけ)。

回数を重ねて毛が減っていくほど反応も弱くなるので、毎回ごとに出力を高めていくのは良いと思います。

 

部位によっても、ヒゲやワキ、VIOなど毛が密集しているところは低めの出力、もともと毛が薄い場所は高めの出力からスタートします。つまり、部位によっても細かく出力を切り替えて丁寧に1か所ずつ照射していきます。

 

③「蓄熱式は熱破壊式よりも痛くないから効きは弱いですか?」

毎回高い効果で、かつ痛みを克服したのが「蓄熱式」のシステムですので、その点はご安心頂ければと思います。

 

また、クララ美容皮膚科那覇院では「蓄熱式3波長」というシステムを用いています。

755nm、808nm、1064nmという3つの波長を1ショットで同時に出ている機械です。

それぞれ、

浅い波長の755nm→産毛に効きやすい(背中やお腹の産毛など)

中間の波長の808nm→中間の毛に効きやすい(手足の毛など)

深い波長の1064nm→太い毛に効きやすい(ヒゲやワキ、VIOなど)

と考えてOKです。

 

なので、例えば755nmの熱破壊式アレキサンドライトレーザーという機械と比べたとしたら、クララの機械はより痛くなくて効果も強い可能性が高いです。

アレキサンドライトレーザーでは、ヒゲやVIOなどの太く深い毛の脱毛に苦戦することがありますが、それは波長が浅い(毛根に届かない部分がある)ためです。

 

なので、大切なのは痛みよりも【波長】です。脱毛する部位によって波長の違う機械を使い分けるクリニックさんもありますが、クララは最初から3波長をいっぺんに全ての部位に照射することで、取りこぼしを防いでいきます。

いかがでしょうか?

 

クララの医療脱毛にご興味を頂きましたら、ぜひ無料カウンセリングへお越しくださいね。

 

ホームページ上でも、有益な医療情報をどんどん発信していければと思います。

 

実際の患者様のビフォーアフターもそうですが、今回の記事のような施術の「判断材料」になるようなコラムもどんどんお伝えできるように努力致しますね。

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