仲田院長の脱毛解説

沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。

 

今回は、医療脱毛がどのような【原理】で行われているのか、できる限り分かりやすく解説していきたいと思います。

 

【エステ脱毛は「光脱毛」、医療脱毛は「レーザー脱毛」】

 

ということをご存じの方も多いと思います。

 

まず、「光」と「レーザー」の違いは何かというと。

レーザー脱毛の方が、「毛に効く特定のエネルギー」だけが出ている、ということです。

↑レーザーのイメージ画像

 

「光」は太陽(日光)と同じで、色々な波長が含まれています。虹は7色と言いますが、たくさんの波長が含まれている証拠ですね。

なので、光脱毛だと毛に効く以外のものが含まれていますし、安全性なども含めてエステ脱毛ではどうしても効率に限界がある、ということです。

 

クララ美容皮膚科では、医療脱毛ですので「レーザー」を使用します。

レーザ脱毛の歴史はまだまだ新しく、1983年にハーバード大学のRox Anderson 博士が生み出した「選択的光熱融解理論」が元となっています。

その理論を一言で言うならば、

「皮膚にダメージを与えずに、毛根のみをやっつける方法」

ということです。

 

以降、755nmのアレキサンドライトレーザーから医療脱毛がどんどん普及していきました。

日本に医療脱毛が上陸したのは1997年のことです。

では、なぜ毛が生えてこなくなるのか?

永久脱毛が可能になった理由が、レーザーによって【毛母細胞】と【バルジ領域】をやっつけることができるからです。

この2つは毛の再生に関わる部分ですが、レーザーの熱エネルギーによって死滅し、毛を生やす能力を失います。

その毛穴からはもう毛が生えてこない、永久脱毛(減毛)の状態となります。

医療レーザー脱毛は、回数を重ねることでどんどん毛が生える毛穴を減らしていけるのです。

 

ちなみにクララ那覇院では、最新システムである「蓄熱式3波長レーザー」を使用しています。

産毛にも普通の毛にも、濃い毛にもまんべんなくパワフルに効きますし、痛みもとても少なくなりました。

 

そして最後に強調したいのが、「レーザー脱毛は医療行為である」という点です。

 

2001年の厚生労働省の105号通知により、【脱毛は医療行為である】と明言されております。

 

脱毛用レーザーは薬機法上の高度管理医療機器でありますが、現在も光脱毛(IPL脱毛)と称するフラッシュランプを使用したエステ脱毛もたくさん行われております。

 

医療でない脱毛では、毛が減ることはあっても、数年経つと復活してまた生えてきてしまいます(可逆的変化)。

 

少なくとも、永久脱毛ができるのは【医療脱毛】だけ、というのはぜひ断言させて頂きます。

いかがでしょうか。

 

科学や医学の発展によって、医療脱毛が可能な現代に生まれて僕はとても幸せだと思う次第です。

 

日々の診療にても、来院される方が毎回安心安全に、確かな効果のある【永久脱毛】を受けられますよう、スタッフ一同努力してまいります。

 

これからも、さまざまなテーマで脱毛解説を投稿していきますね。

 

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