ムダ毛っていくら抜いても生えてくる。
自分で一生懸命キレイに処理してもそれは一時的なもので、一週間たらずでいつのまにか生えてきてしまっているという経験はだれにでもあるはずです。
それは、毛をつくる毛母細胞や毛乳頭が残っていて、いくら抜こうがおかまいなしに何度も再生してくるからです。
表面の毛を抜いただけでは意味がない。毛を成長させる毛乳頭そのものを破壊しないと、またムダ毛はどんどん生えてきてしまうということです。
そこで役立つ知識が、毛の生え変わりのサイクルである「毛周期」です。「毛周期」をふまえて適切なタイミングで脱毛することで、より高い脱毛効果を実現することができます。
毛周期と医療脱毛の関係性は?
毛は一定の期間ごとに勝手に生え変わっていることを知ってましたか?
毛が生まれてから抜けるまでのサイクル「毛周期」は3期に分かれていて
①まず新しく毛が生まれて伸びていく「成長期」
②毛の成長が止まって抜けていく「退行期」
③そして毛が抜け落ちてまた生まれるまでの間を「休止期」と言います。
しかも、肌から見えるムダ毛は、「成長期」の後半や「退行期」の毛のみです。残りの毛は皮膚の下ですくすくと育っていたり、または「休止期」でぐっすりとお休み中なだけだったりします。
抜いても抜いてもまた生えてくるのはこれが理由です。
自然に抜けたと思ったら、また生まれて生えてくるって凄い。まさに生命の神秘ですね。
脱毛の最適なタイミングは毛の「成長期」を狙え
「毛周期」は部位によって違うし、ムダ毛の中には成長期の毛もあれば休止期の毛もあります。しかも、肌の表面に見えるのはムダ毛のたった一部で、氷山の一角でしかありません。
それでは、どのタイミングでどうやって脱毛すればいいの?
毛を成長させる毛乳頭そのものを打ち取るしか手はないのですが、なんと「毛周期」で毛乳頭にダメージを与えられる期間がひとつだけあります。それが「成長期」です。
そして、ここで有効な攻撃手段が医療レーザーです。
毛母細胞が活発に働いて毛を成長させている期間に、医療レーザーで少しづつ攻撃し毛乳頭を攻略する仕組みです。
もちろん、一度の施術では全部のムダ毛を倒すことはできません。一度攻撃ターンが終わったら一定期間をあけて、次のターン(成長期)にまた攻撃。というように、何度かの施術を繰り返すことで、脱毛のミッションクリアを目指します。
ちなみに、毛乳頭を倒して半永久的に毛を生えなくするレーザー脱毛と違って、エステなどで行われる光脱毛は毛乳頭を弱めることはできても完全に倒すことはできないので注意です。
レーザー脱毛、何回受ければ効果が出るの?
毛周期に合わせたレーザー脱毛のタイミングはわかりましたが、そこで気になるのは、施術の回数や効果についてです。
キレイな肌になるには何回ぐらいの施術が必要なのか?
基本的に、どの部位もほどんど大きな差はなく5~6回で完了します。ただ、脇やVIOラインは個人差が出やすくて7~8回かかる場合もあります。
よく「毛深いと回数が多くかかりますか?」と聞かれることもありますが、実はレーザーは太い毛に強く反応するため、むしろもともと毛深い方のほうが医療脱毛の効果は実感しやすいと思います。
レーザー照射の間隔は、2か月に1回がベストになります。部位ごとに照射のタイミングをずらす必要はありません。
毛周期が大切なのはもちろんだけど、2か月以上空いていればいつ照射しても効果は十分出ます。
うっかり3~4か月空いてしまったからタイミングがずれて効果が弱くなるということはありません。
もし、ご不明点がございましたら、お気軽にクララビューティクリニックまでお問い合わせください。