仲田院長の脱毛解説

沖縄の医療脱毛、【クララ美容皮膚科 那覇院】院長の仲田です。

 

本日は【熱破壊式医療脱毛】と、【蓄熱式医療脱毛】のどちらが良いのか?について詳しくお伝えしたいと思います。

 

これはぜひ結論から申し上げますと、

 

①「蓄熱式」か「熱破壊式」かよりも、「レーザーの波長」が決め手!

②実は最新の考え方は「ショット式」と「連続式」に変わりつつある。

③エステ脱毛との比較なら、どちらも圧勝!

 

の3つです。

 

①「蓄熱式」か「熱破壊式」かよりも、「レーザーの波長」が決め手!

医療レーザー脱毛が日本に上陸したのは1997年のことです。

 

最初に登場した機械がアレキサンドライトレーザー(波長755nm)というもので、原理は「熱破壊式」です。

 

熱破壊式医療脱毛は、その名の通り毛が破壊されます。

それを「ポップアップ」といって、直後から毛がポンッと濃く浮き出てきて見えることが多いです。

↑この黒くポツポツしたものが「ポップアップ」です。

※実はこれ、クララの蓄熱式脱毛機なのですが、蓄熱式でもポップアップは起こせます(理由は後半へ)。

 

毛が破壊されるという意味の通り、毛軸(毛自体のこと)がレーザー照射直後から壊れています。

 

それに対して「蓄熱式」の方は、照射直後には一見すると何も変わっていないように見えることが多いです。

「熱破壊式」の方で脱毛をすると1週間程度で毛が抜けてくるのに対して、「蓄熱式」の方では2週間以上かかることもあります。

 

効果の実感が早いのは熱破壊式の方なので、それが好きな方も多くいらっしゃいます。

 

ただ、毛が抜けるスピードが変わっても、同じ波長で同じエネルギーで施術をしたら【脱毛効果は一緒】と考えてOKです!

 

そこでより大切なのが、レーザーの【波長】です。

 

熱破壊式と蓄熱式の両方の機械を置いているクリニックさんですと、

・熱破壊式の方はヤグレーザー(波長1,064nm)

・蓄熱式の方は単波長ダイオードレーザー(波長808nm)

という採用方法を多く見かけます。

 

医療脱毛レーザーは大きく分けて3タイプが主流です。

◎産毛に向いているアレキサンドライトレーザー(波長755nm)

◎普通の毛に向いているダイオードレーザー(波長808nm)

◎濃く深い毛に向いているヤグレーザー(波長1,064nm)

↑それぞれ図のように、波長が長いほどより深くに届く原理です。

 

「蓄熱式」は「熱破壊式」よりも効果が弱いと考えている方もいらっしゃいますが。

ここでお気づき頂きたいのが、「効果が弱い」と感じる原因となっているのは、やはり【波長】の問題です。

 

実際にヒゲやVIOなどの濃い毛には、熱破壊式ヤグレーザー(波長1,064nm)が今までは最大の効果でした。

近年登場した「蓄熱式」も、波長が808nm止まりの時は、やはり濃い毛には回数が多くかかりがちだったのです。

 

そこで、最先端の機器として登場したのが「蓄熱式3波長レーザー」です。

 

クララ美容皮膚科グループで取り扱っているレーザーも蓄熱式3波長ですが、こちらは755nm,808nm,1,064nmの3発のレーザーを1回で同時照射することが可能です。

痛みに関しても、蓄熱式の照射原理なのでだいぶ楽ですし、その上で最大の効果を見込めるのです。

 

なので、従来では途中まで蓄熱式(波長808nm)、仕上げは熱破壊式(1,064nm)というふうに回数を重ねていた人も多かったですが(最初からヤグレーザーだと痛みが強すぎるため)。

 

それを今はいっぺんに行えますので、より少ない回数で高い効果が期待できるのです。

 

なので結論は、

「蓄熱式3波長レーザーなら、熱破壊式と蓄熱式の良さを兼ね備えたベストな選択」

であると言えます。

 

②実は最新の考え方は「ショット式」と「連続式」に変わりつつある。

こちらはさらに専門的なのですが。

医学論文では、「熱破壊式」と「蓄熱式」という言葉から、「ショット式」と「連続式」という言葉に変わりつつあります。

 

どちらも受けたことがある方はイメージしやすいと思いますが。

「熱破壊式」は一発一発(1ショット1ショット)当たっていくレーザーです。なので、「ショット式」。

「蓄熱式」は連続でピピピピピッっと当たっていきます、当院では1秒間に10発です。なので、「連続式」。

 

ここで大切なのは、同じ毛に加わったエネルギー(ジュール数)が同じなら、【結果も同じ】だということです。

 

熱破壊式であろうと、蓄熱式であろうと、1発1発のレーザーそのものは同じ波長なら同じものです。

なので、単純に蓄熱式は【スピードが速くなった熱破壊式】だと言っても大きな間違いではありません。

 

今までの10倍近いスピードで、1発1発のエネルギーを上げ過ぎずとも、トータルで熱破壊式より高いエネルギーを短時間で加えることすら可能です。

 

①でお伝えしたように、蓄熱式でも1発1発のエネルギー量を思いっきり上げたらポップアップするのです。

ですが、ポップアップにこだわらずとも、たくさんのショット数でトータルのエネルギー量を上げていくのが蓄熱式の考え方です。

ポップアップせずとも、幹細胞が死んで元気が無くなった毛は、2週間後以降にスルスルと抜けていきます。

 

【毛を壊していた】のが「熱破壊式」、【毛の生える土壌が干上がって枯れる】のが「蓄熱式」

と考えると分かりやすいですね。

 

なので、「蓄熱式(連続式)」は「熱破壊式(ショット式)」が単にスピードが速くなった機械であると考えても良いのです。

 

③エステ脱毛との比較なら、どちらも圧勝!

ここまでは医療脱毛同士の比較ですが。

もしエステ脱毛と医療脱毛のどちらに通うかを迷っている方は、やはり医療脱毛をお選び頂いてはいかがでしょうか。

 

エステ脱毛と比較した際には、「蓄熱式医療脱毛」も「熱破壊式医療脱毛」も、どちらも優れています。

 

そもそも、「永久脱毛」が可能であるのは「医療脱毛」だけです。

 

光脱毛機は、多くの場合500~930nmの範囲内の波長を照射します。

いままでお伝えしたレーザーがたった3つの波長なのに対して、光脱毛は431波長の照射ということです。

毛に効かない多くの波長が混ざっていますので、トータルのエネルギーを上げることに限界があるという壁があります。また、ヤグレーザー(1,064nm)と比べても波長が短いです。

つまり、毛に効かせたい波長の3つだけなら、最大限強く、集中的に毛だけを狙えるので効率が良いのです。

 

エステさんの脱毛でも、もちろん充分に満足される方もいます。

 

ですがクララ那覇院へも、エステ脱毛を受けたけど濃い毛質であまり効かなかったという方や、数年経って元に戻ったという方も多くいらっしゃいますので。

 

やはり、短期間で確実に【脱毛完了】を目指せる医療脱毛を、ぜひお選びいただければと思います。

 

 

いかがでしょうか。

 

専門的な言葉がやや多くなり大変恐縮ですが。

 

詳しい医療脱毛の原理を知れば知るほど、より安心して最善の結果を得られるように、ご自身でも判断がしやすくなると思います。

 

これからも、脱毛の関する詳しい情報を発信していけますように日々努力してまいりますね。

仲田院長の脱毛解説 | クララ美容皮膚科那覇院 (clarabeautyclinic.jp)

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