医療脱毛
2025.04.03
脱毛の原理を詳しく解説！毛が抜けて生えにくくなる仕組みとは
こんにちは！
ムダ毛で悩む女子たちの味方、札幌在住のクララです！
女の子の理想である「永久脱毛」を実現してくれるレーザー脱毛。
そのしくみは、【レーザーを毛根に当ててムダ毛をやっつける！】なんて漠然と理解はしているけど、もちろんそんなのぜんぜん説明になってない。
永久脱毛にチャレンジするなら、レーザーで脱毛ができる理由やムダ毛が生えてくるメカニズムを少しでも知っておきたい！
そんな人のために、今回は知っておいて損はない医療レーザー脱毛の原理について調べてみた。
ムダ毛の構造と生えてくるメカニズム
脱毛について知る前に、まずはムダ毛がどうやって生えてくるのか？という基本的な部分が知りたい。
とはいえ、さすがの私もそんな「人体の神秘」を解明できるわけがないので、もう今回は早くも専門家に登場してもらっちゃおう。
いつもお世話になっている現役の美容皮膚科の得地先生！
ムダ毛ってなんであんなに生えてくるんですか？ 分かりやすくメカニズムを教えてください！
クララちゃんこんにちは！ 今回も難しいことを調べているんだね。
体毛というのは、肌の表面に見えている「毛幹」や皮膚の下で毛を包んでいる「毛包」、根本にある「毛球」といった構造になっていて、さらにその毛球の中には「毛乳頭」や「毛母細胞」といった器官があるんだ。
毛乳頭が栄養素や酸素を毛母細胞へ送り、その働きが活発化することで体毛が成長して生えてくる。
その成長の流れは、成長期→退行期→休止期といった段階があることは知っているよね？
はい！ 「毛周期」ですよね！
そのとおり！ ちゃんと覚えていて偉い！（笑）
ふふふ。「毛周期」については、「医療脱毛に通う頻度は毛周期に合わせることがポイント！」のときにしっかり勉強したもんね。
その毛周期は、毛の部位によっても違うんだったよね。
具体的に言うと、髪の毛の毛周期は3～6年と長いのに対して、わきの下の毛の毛周期は7～12か月くらい。
しかも、そのうち肌の表面にある成長期の毛は全体のたった20％。残りの80％は退行期か休止期の毛なんだ。
そうだった。
私たちがいつも迷惑がっているあのムダ毛はほんの氷山の一角でしかなくて、本当はまだまだたくさんの休止期のムダ毛たちが生える機会をうかがっているということでしたね。
レーザー脱毛の効果があるのは、そのたった20％の成長期のムダ毛だけなので、毛周期の成長のサイクルに合わせて施術を繰り返さなければいけないのはそのためなんだ。
部位によっても成長期の期間や伸びる速度は違うけど、だからと言って、全身脱毛の際にそれぞれのパーツで照射するタイミングをずらすという必要はないよ。
全身を同じタイミングで約2ヵ月おきにレーザー照射を行うのがベスト！ この【2ヵ月おきに通う】ということだけ覚えておいてね
知ってたらちょっと安心！ レーザー脱毛のしくみ
ムダ毛の成長のタイミングについてはわかったけど、じゃあそこに合わせてレーザーを当てて毛根を直接やっつける医療脱毛についても知りたいよね。
そもそもレーザー脱毛の仕組みってどうなっているんだろう？
先生！ 医療レーザー脱毛の「レーザー」ってそもそもどんなものなんですか？
レーザーは、同じ色の光が同じリズムの波動で発射される特殊なビームのことだよ。
医療レーザーは、毛根だけに吸収される色の光しか含まれてないんだ。
たとえばエステの光脱毛みたいに余計な波長の光が含まれていないから、皮膚がやけどするリスクを最小限に抑えて、毛根のみに最大限のエネルギーを与えることができるんだよ。
ムダ毛だけに効率的にエネルギーを与えられるのは凄いけど、どういう原理でそんなことができるんですか？
いい質問だね。体毛が黒いのは、メラニンという黒の色素が多く含まれているからなんだけど、医療レーザー脱毛の機械は、その黒い色にだけ反応する波長700nm～1000nmのレーザー光を照射することができるんだ。
吸収されたレーザーの光は、毛の中で熱エネルギーに変換されて毛母細胞・毛乳頭をやっつけるという仕組みなんだよ。
黒い色にエネルギーが集まるって、理科の実験なんかでやった「虫メガネで太陽光を集めて黒い紙にかざすと火が付く」のと似た原理ですよね。
それでムダ毛の成長を止めてしまうなんて、レーザー脱毛って本当に便利な脱毛方法ですね！
ちなみに、レーザーのダメージを受けた毛根から毛が生えてくることはほとんどないんだ。
だから、この施術を繰り返すことで・・・
夢の永久脱毛を実現させることができるんですね！
レディース医療脱毛ページはこちら
前の記事へ
次の記事へ